おはこんにんわ。タイトルのように村上春樹さんについて書きます。
街とその不確かな壁を僕はまだ通しては読んでおりません。とばしながら斜めに読んでます。添田さん、子易さん、イエロー•サブマリンの男の子、僕、などの登場人物がいることはわかっているのですが、あまり深く読まずにこの作品を理解したいと模索しています。そして気になったところを書きたいと思います。
作品の中でこんな描写がありました。えー、どんなだっけ、うろおぼえだ。
壁を主人公僕が通り抜ける時に、または前に壁との仮想的な対話があったと思います。どこまで行ってもそこでまた私(壁)が現れるとなかば脅しているように主人公は感じた。それに対していつか壁の出現を走り振り切ってみせるみたいなことを思う描写があったような気がする。正確に作中でどう書かれているかは覚えてないですが、こういう雰囲気のページがあったように記憶している。
で、この思想をAとする。走り続けることでなにかを打破できるにちがいないとする思想。
僕はこの思想Aがスコット•フィッツジェラルドの思想(人生は衰退の過程に過ぎない)に矛盾しているような気がした。
別に矛盾したとて構わないのだけれど、村上春樹さんがスコット•フィッツジェラルドさんを愛好していることを思い出して引っかかったのだ。
そもそも矛盾してないと言われればそれまでなんだけど。
前回最後の予告ではメロディの踏襲について書くと言ってました。これはメロディの踏襲についてではありません。予告やぶってしまいました。すいません。読んでくれてありがとう。